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ニュースリリース

Nature Photonics Technology Conference 国内外の光コミュニケーションの権威が集結

インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手掛ける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)は、Nature Photonics Technology Conference(主催:NPGネイチャーアジア・パシフィック、共同主催:株式会社インプレスR&D)を、2007年10月23日から25日までの3日間、東京有明で開催いたしますが、このほど講演者とプログラムの内容が決定いたしました。

本コンファレンスは、Nature誌の姉妹誌Nature Photonicsの創刊ならびに日本に編集部を常設したことを記念して開催されるもので、講演は海外から11名、日本から20名のエキスパートで構成、Nature Photonicsと諮問委員会(委員長 青山友紀 慶應義塾大学教授)によって決定されたプログラムに基づいて講演が行われます。
テーマは「次世代光の現状と展望」です。これらの講演では、光コミュニケーションに適用される有望なフォトニクス技術の現状から将来動向までをレビュー致します。
開幕記念講演にはJohn Hall博士(2005年ノーベル物理学賞受賞)を迎え、内外のエキスパートによる基調講演や特別講演を行います。

コンファレンスではパネルディスカッション(10月24日)も予定されており、「大いなる挑戦-フォトニクスの進化はこう促せ!」と題し、光コミュニケーションの未来に立ちはだかる重要なハードルについて豪華なゲストスピーカーによりホットな議論を展開することになっております。

また、「Meet the Editors」(10月24日、18:00から予定)を開催、ネイチャーパブリッシンググループの編集者とカジュアルな形でディスカッションできる機会を提供いたします。

併設の展示会には約50社の企業団体が出展、超高速光伝送、光ルータ、FTTH、光ファイバー、シリコンフォトニクス、光インターコネクション、光結晶、量子通信など、トピカルなテーマにもとづいた製品が披露される予定です。

Nature Photonics Technology Conference プログラム内容

<10月23日>

開幕記念講演:John Hall博士(2005年ノーベル物理学賞受賞)
基調講演:「光ファイバ技術の歴史」 、伊澤 達夫(NTTエレクトロニクス相談役)
特別講演:「豊かで持続可能な将来社会を実現するC&Cイノベーション~光通信の更なる進展への期待」、矢野 薫(NEC代表取締役執行役員社長)
一般公演:「無線とフォトニクスの融合~ギャップをどう埋めるか?」、Will Stewart (University of Southampton, UK)
一般公演:「FTTH~これまでの取り組みと更なる飛躍に向けた研究開発」、 篠原 弘道(NTT情報流通基盤総合研究所所長)
一般公演:「光学と電子工学の役割~光学はどこまでいけるのか」、 Liu Wen, Ph.D(Wuhan Research Institue ,University of Science and Technologies of China)
一般公演:「超高速処理「光IC」の実現に向けて~ナノフォトニクスが拓く可能性」、Yong-Hee Lee (Korea Advanced Institute of Science and Technology,Professor of Physics)
一般公演:「高密度光通信のための変調デバイス技術」、井筒 雅之(情報通信研究機構、高級研究員)

<10月24日>

基調講演:「フォトニクスの未来~シリコンが道を拓くのか」、Mario Paniccia, Ph.D.(インテル/フェロー)
特別講演:「情報爆発時代に向けての先端光技術」、中村 道治(日立製作所フェロー)
特別講演:「40Gbit/sの伝送装置の導入におけるチャレンジと将来への展望」、Fabrizio Forghieri, Ph.D.
(シスコシステムズ/オプティカルテクノロジーユニット、テクニカルリーダー)
一般公演:「フォトニック技術がもたらす超高精細映像アプリケーション~フォトニック技術による超高精細デジタルコンテンツ制作・編集・配信・上映の展望」、 青山 友紀(慶應義塾大学教授)
一般公演:「光通信の新たなるフロンティア~超高速光通信と第2世代コヒーレント通信の夜明け」、 中沢 正隆(東北大学電気通信研究所教授)
一般公演:「テラビット時代の夜明け~Tbps実現に向けた解決すべき課題とは」 、Colja Schubert, Ph.D.(Heinrich Hertz Institute)
一般公演:「フォトニックネットワークノード~細粒度データ化と低消費電力化に向けて」、北山 研一(大阪大学大学院教授)

パネルディスカッション:「大いなる挑戦~フォトニクスの進化はこう促せ!」、司会オリバー・グレイドン, Ph.D.(Nature Photonics編集長)

<10月25日>

基調講演:「インターネット・ソーシャル・ネットワーキングがもたらすネットワーク容量の増大~フォトニクスにより増強される次世代サービス」、Stan Lumish, Ph.D (JDS Uniphase/CTO)
特別講演:「次世代ネットワークにおける光通信技術の役割と将来展望」、近間 輝美(富士通経営執行役常務)
一般公演:「量子暗号技術~解読不可能な暗号の光と影」、松井 充(三菱電機情報技術総合研究所情報セキュリティ技術部長)
一般公演:「ペタフロップス級UHPCに適用するWDM光パケットインターコネクション」、 尾中 寛(富士通フォトニクス事業本部プロダクト開発センタープロジェクト統括部長)
一般公演:「フォトニック結晶~テレコムデバイスへの新しいツール」、野田 進(京都大学大学院教授)
一般公演:「量子ドット素子の展望~ナノフォトニクスや量子情報技術への展開」、 荒川 泰彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)
一般公演:「可視光通信」、中川 正雄(慶應義塾大学教授)
一般公演:「自動車分野における光通信技術~光導波路デバイス作製法の革新」、 各務 学(豊田中央研究所光デバイス・システム研究室室長)

※ その他に協賛セッションがございます。

なお、プログラム内容の詳細、ならびに無料講演と展示会の事前登録、および受講チケットの申込は、次のウェブサイトをご参照ください。http://impressRD.jp/photonics/


【株式会社インプレスR&D】 http://www.impressRD.jp/
インプレスR&Dは、Webビジネス関係者、ワイヤレスブロードバンド技術者、放送・通信融合およびデジタル家電関係者、IPv6関係者、ICTを活用するビジネスマンなど、インターネットテクノロジーを核としたあらゆる分野の革新をいち早くキャッチし、これからの産業・社会の発展を作り出す人々に向けて、クロスメディア事業を展開しています。

【インプレスグループ】 http://impress.jp/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚本慶一郎、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。


【本件に関するお問い合せ先】
株式会社インプレスR&D トータルプロデュース室 担当:村田、竜口
〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地
TEL:03-5275-1087 FAX:03-5275-9018
電子メール:im-info@impress.co.jp、URL:http://www.impressRD.jp/

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