ニュースリリース
2007年12月27日
インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)のシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、2008年全国ケータイ利用動向調査の結果から、携帯電話通信事業者に対する個人利用者の評価について発表いたします。
主に利用している通信事業者についてのユーザーの評価は、ソフトバンクユーザーの70%が「料金が安い」と評価しているのに対し、auは47%、ドコモは12%にとどまっています。
一方、「通話品質が良い・エリアが広い」では、ドコモユーザーが56%と最も高くなり、ソフトバンクユーザーはわずか6%です。また、auユーザーでは「料金プランや割引サービスが豊富である」において、他の通信事業者に比べ高い比率となっています(【図1】参照)。
満足度としては、全体の73%が満足層に属しており、不満層の合計は10%以下となっています。通信事業者別にみると、満足層はauで83%、ドコモで69%、ソフトバンクでは65%にとどまり、他社と比較してauの満足度が突出していることがわかりました。
携帯電話機・PHSの利用台数については、「1台」のみが87%、「2台」が9%、「3台」が4%となっています。2台目の通信事業者は、「NTTドコモ」が41%と最も高く、続いて「au」が28%、「ソフトバンク」が23%となります。順位こそ1台目と変わりませんが、ソフトバンクやウィルコムが占める比率が1台目に比べて高くなっていることに注目できます。
以上のような個人利用者における利用動向について、調査結果を『携帯電話通信事業者 ―個人利用動向調査報告書2008 ①』に掲載し発行いたしました。
本調査報告書では、『2008年全国ケータイ利用動向調査』より、個人消費者を対象とした240項目の設問から、通信事業者に関する設問を中心に、50項目についての詳細な分析を掲載しました。また、『ケータイ白書2008』よりも多い6、300サンプルを対象とし、単純集計に加え、パケット定額制加入有無別、現在主に利用しているケータイの通信事業者(キャリア)別、地域別、性年齢階層別の4パターンのクロス集計を掲載しています。2007 年3月に当社がRDD 電話調査で実施した、インターネット人口調査の結果に基づいた比重調整を行っており、市場の代表性を確保した集計結果となっています。
【参考資料】
【図1】主に利用している通信事業者の評価(複数回答)
お客様のご利用ニーズに合わせ、簡易製本の冊子版から、オンラインでのサイトライセンス版まで幅広いラインナップにてご利用いただけます。 「調査報告書オンラインライブラリ」ウェブにおきまして、本調査報告書の一部を無料で試読いただけます。購入検討にご利用ください。(近日公開)
調査報告書オンラインライブラリ http://library.impressrd.jp/
『携帯電話通信事業者 ―個人利用動向調査報告書2008①』製品形態・販売価格一覧(税別)
製品形態 | 販売価格 | 備考 |
冊子版 | 30,000円 | 262ページ A4判簡易製本 |
サイトライセンス 利用期限1年版 | 30,000円 | ウェブにて100名様まで共有してご利用可能 |
サイトライセンス 利用期限なし版 | 60,000円 | ウェブにて100名様まで共有してご利用可能 |
PDF印刷可能版 | 30,000円 | ウェブよりダウンロード |
PDF印刷不可能版 | 15,000円 | ウェブよりダウンロード |