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ニュースリリース

『スマートフォン利用動向調査報告書2010』を12月11日に発売

 インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)のシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)(事務局:東京都港区、会長:安田晴彦)スマートフォン推進委員会の監修の元に、スマートフォンの利用実態をまとめた『スマートフォン利用動向調査報告書2010』を12月11日(金)に発売いたします。
 
 2008年に発売されたiPhone 3Gは、アーリーアダプターやビジネスマン層にとどまらず、一般層にも受け入れられ、スマートフォン市場を一気に活性化させました。また、国内初となるグーグルのオープンプラットフォーム「Android」を搭載した端末も発売され、プラットフォーム争いも激化するなど、スマートフォン市場は脚光を浴びています。
 『スマートフォン利用動向調査報告書2010』は、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC) スマートフォン推進委員会による「スマートフォンの定義」「業界動向と今後の展望」の解説によって市場の現況をまとめるとともに3つの定量調査を実施し、①一般層のスマートフォンに対する認知度や利用意向を探る「携帯電話・PHS利用者のスマートフォン利用動向」、②法人のスマートフォンに対する利用意向や活用状況を探る「法人のスマートフォン利用動向」、③実際にスマートフォンを活用しているアクティブユーザーを対象にした「スマートフォン利用者における利用者実態調査」の3つの角度から、個人や法人におけるスマートフォンの利用実態を明らかにしています。
 また、③の調査結果のさまざまなクロス軸に基づくエクセルの数表とグラフもCD-ROMに収録しており、すぐに活用できます。
 
   インプレスR&Dインターネットメディア総合研究所では、今後も継続して個人や企業のモバイルデバイスの利用動向を調査し、報告していく予定です。
 
 
<<『スマートフォン利用動向調査報告書2010』注目の調査結果>>
 
iPhone 3G、iPhone 3GSが利用機種ランキングの1位、2位を独占、Androidは10位に
 「最も利用しているスマートフォン」では、iPhone 3Gが24.6%で1位、2009年6月に発売されたiPhone 3GSが21.5%で2位となりました。これまでは主流であったWindows Mobileを搭載した「W-ZERO3[es]」や「WILLCOM 03」などはシェアを落としています。グーグルのオープンプラットフォーム「Android」を搭載した「HT-03A」は2.3%で10位にランクインしました。
データ通信を1日30分以上利用するユーザーは55.3%まで増加
 データ通信を伴う機能の利用時間は年々増加傾向にあります。「利用しない」ユーザーはごく一部であり、1日に30分以上利用するユーザーは2008年の42.0%から、55.3%にまで増加しています。30分以上利用するユーザーの比率を見ると、Windows Mobile搭載機(PHS)では44.5%、Windows Mobile搭載機(携帯電話)では54.6%であるのに対し、iPhone 3GSユーザーで77.3%、iPhone 3Gユーザーで66.8%、Android搭載機ユーザーで66.8%と高くなっています。
利用者の78.0%が「スマートフォンによって業務が効率化できる」と回答
 スマートフォンによって業務を効率的にはかれるかという設問に対しては、「そう思う」が40.6%、「どちらかといえばそう思う」が37.4%となりました。合わせて78.0%のユーザーがスマートフォンによって業務が効率化できると考えており、2008年の47.7%から30.3ポイントと大幅に増加しています。特にiPhoneユーザーでその傾向が顕著であり、数多く提供されているアプリによるところが大きいと見られます。
<<製品形態および販売に関するご案内>>
 
 『スマートフォン利用動向調査報告書2010』
発売日  :2009年12月11日(金)
価格     :CD(PDF)版 60,900円(税込)
            CD(PDF)+冊子版 71,400円(税込)
判型     :A4判
ページ数 :180ページ
詳細、ご注文は右よりご覧ください。 →http://r.impressrd.jp/iil/smartphone2010
 
インプレスR&D インターネットメディア総合研究所の調査報告書は、お客様のご利用ニーズに合わせ、簡易製本の冊子版とCD(PDF)版をご用意しております。
 
 
<<調査概要>>
 
携帯電話・PHS利用者のスマートフォン利用動向
調査対象:携帯電話・PHSを利用してウェブサイトの閲覧やメールを利用する11歳以上の男女個人
対象地域:全国
調査手法:携帯電話上でのインターネット調査およびパソコン上でのインターネット調査
調査モニター:インターネット利用機器別に、調査会社マクロミルの下記モニターを利用
【携帯電話のみでのインターネット利用者】
携帯電話サイトで募集した携帯インターネット調査モニター(ミルモバモニター)
【携帯電話とパソコンの両方の機器でのインターネット利用者】
パソコンサイトで募集したインターネット調査モニター(マクロミルモニター)
サンプリング:株式会社インプレスR&Dが保有する性別・年齢階層別・インターネット利用機器別(携帯電話のみかパソコンとの併用か)・インターネットの利用時間別の人口構成比に可能な限り整合するようにサンプリング
有効サンプル数:有効回答数3,004
調査期間:2009年9月28日(月)~10月5日(月)
調査機関:株式会社マクロミル
 
法人のスマートフォン利用動向
調査対象:勤務先の企業において、携帯電話やPHSの導入に関して、導入を検討する立場、商品・サービスや発注先を選定する立場、または、決済する立場の人
対象地域:全国
調査方法:パソコン上でのインターネット調査
誘導:gooリサーチの保有するアンケートパネルからの条件抽出によるメール配信、アンケートサイトへの誘導。業種別・雇用者規模別・雇用者数構成比に可能な限り整合するようにサンプリング
有効回答数:有効回答数1,808
調査期間:2009年9月24日(木)~9月29日(火)
調査機関:エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社
 
スマートフォン利用者実態調査
調査対象:スマートフォンを利用しているImpress Watch(http://www.watch.impress.co.jp/)読者
対象地域:全国
調査方法:パソコン上でのインターネット調査
誘導:Impress Watchサイト上および会員あてメールマガジンでのアンケートサイトへの誘導
有効回答数:有効回答数8,805。スマートフォン利用者2,886を抽出し集計
調査期間:2009年9月14日(月)~9月24日(木)
調査機関:株式会社インプレスR&D
 
 
<< 『スマートフォン利用動向調査報告書2010』 の目次>>
 
第1章     スマートフォンの定義
 1.1  スマートフォンの定義
1.1.1  スマートフォンの定義
1.1.2  日本の高機能携帯電話とスマートフォンの違い
1.1.3  スマートフォンの普及でパラダイムシフトが加速
 1.2  スマートフォンの利用方法
1.2.1  基本の利用方法
1.2.2  モバイルアプリマーケットプレースとクラウドサービス連携
1.2.3  業務利用
 
第2章     スマートフォンの業界動向と今後の展望
 2.1  最近の動向
2.1.1  iPhoneを皮切りにスマートフォンは第2世代に
2.1.2  個人向けアプリケーションと企業向けソリューション
2.1.3  海外と国内とのスマートフォン利用状況比較
 2.2  市場動向と中期予測
2.2.1  市場動向
2.2.2  MCPC「スマートフォン市場の中期予測」の概要
 2.3  商品・ソリューション
2.3.1  利用アプリケーション
2.3.2  利用機能
2.3.3  ビジネスソリューション事例
 2.4  将来動向
2.4.1  半導体から予測する端末技術動向
2.4.2  アプリケーションの多様化と企業向けソリューション
2.4.3  ウェブ技術の進化と家電との融合への期待
2.4.4  スマートフォンのICTリーダーシップ
 
第3章     調査結果のハイライト
 3.1  携帯電話・PHS利用者のスマートフォン利用動向ハイライト
 3.2  法人のスマートフォン利用動向ハイライト
 3.3  スマートフォン利用者実態調査ハイライト
 
第4章     携帯電話・PHS利用者のスマートフォン利用動向
 4.1  調査概要
4.1.1  目的
4.1.2  調査概要
 4.2  留意事項
4.2.1  誤差について
 4.3  回答者のプロフィール
 4.4  携帯電話・PHS利用者のスマートフォン利用動向
4.4.1  スマートフォンの利用率と認知度
4.4.2  スマートフォンの魅力的な機能
4.4.3  今後のスマートフォン利用意向
4.4.4  スマートフォンを利用しない理由
 
第5章     法人のスマートフォン利用動向
 5.1  調査概要
5.1.1  目的
5.1.2  調査概要
 5.2  留意事項
5.2.1  誤差について
5.2.2  本書の構成について
 5.3  回答者のプロフィール
 5.4  法人のスマートフォン利用動向
5.4.1  スマートフォンの認知度
5.4.2  スマートフォンの利用率(契約している携帯電話の種類)
5.4.3  利用しているスマートフォン端末
5.4.4  利用しているスマートフォンの台数
5.4.5  スマートフォンが携帯電話に占める割合
5.4.6  非利用企業のスマートフォンの利用意向
5.4.7  非利用企業が興味のあるスマートフォン
5.4.8  スマートフォンを利用しない理由
5.4.9  スマートフォンに期待する機能
 
第6章     スマートフォン利用者実態
 6.1  スマートフォン利用者実態調査概要
6.1.1  目的
6.1.2  調査概要
6.1.3  留意事項
 6.2  スマートフォン利用者プロファイル
6.2.1  性別
6.2.2  配偶者の有無
6.2.3  子どもの有無
6.2.4  職種
6.2.5  都道府県
6.2.6  コンシューマーエレクトロニクス製品の購入行動
6.2.7  コンシューマーエレクトロニクス製品の購入時期
6.2.8  普段よく利用しているパソコン
6.2.9  保有台数
6.2.10  キャリア
 6.3  利用機種と購入状況
6.3.1  最も利用しているスマートフォン
6.3.2  利用しているスマートフォン
6.3.3  過去に利用したことのあるスマートフォン
6.3.4  スマートフォンの購入金額
6.3.5  スマートフォンを利用するようになったきっかけ
6.3.6  購入形態
6.3.7  携帯電話との併用状況と併用理由
6.3.8  購入時に魅力を感じていた機能
6.3.9  購入時に機能以外で重視した点
6.3.10 スマートフォンの利用歴
 6.4  利用機能
6.4.1  利用時間
6.4.2  スマートフォンでよく利用する機能
6.4.3  スマートフォンでPCと同期しているデータ
6.4.4  スマートフォンで利用しているメール
6.4.5  スマートフォンでの写真撮影の頻度
6.4.6  一般的な携帯電話の機能のうち、スマートフォンにも搭載して欲しい機能
 6.5  利用環境と料金
6.5.1  スマートフォンの使用場所
6.5.2  無線LANの使用状況
6.5.3  スマートフォンの1か月の利用料金
6.5.4  契約している定額プラン
 6.6  業務利用
6.6.1  業務での利用有無
6.6.2  スマートフォンによって業務を効率的にはかれるか
 6.7  満足度と評価
6.7.1  満足度
6.7.2  スマートフォンで改善して欲しい点
 6.8  今後の購入意向
6.8.1  利用者の今後の購入意向
6.8.2  今後購入する際に興味のあるスマートフォン
6.8.3  スマートフォン利用者が好きなOS
6.8.4  スマートフォン利用者の今後の購入予定時期
6.8.5  スマートフォン利用者で今後も購入意向のある人が希望する形状
 6.9  アプリの利用状況
6.9.1  モバイルアプリマーケットプレースの認知度
6.9.2  ダウンロード経験
6.9.3  ダウンロードしたアプリのジャンル
6.9.4  1か月のアプリ利用料金
 
資料 参考資料
              国内発売スマートフォン製品スペック表
 
付録 CD-ROM
集計グラフ(エクセル)、集計表(エクセル)
 
 
 
【モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC) スマートフォン推進委員会】
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)は、モバイルコンピューティングの普及促進団体として1997年に発足。端末インタフェースガイドラインやBluetoothなど多くの標準化作業に加え、セキュリティ対策ガイドラインの発行、アワードやモバイルソリューションフェアの開催、モバイルシステム検定やケータイ実務検定の実施を通じてモバイル業界の発展と市場拡大に貢献している。さらにワイヤレス関連技術者育成では、IEEE ComSocとも協調している。加盟企業は2009年10月時点で166社、海外との提携団体は3つである。また中堅・中小企業へのモバイルソリューション導入促進・支援に対しても中立性を活かした活動を実施しており、先進事例の発掘と冊子、ホームページでの掲載に加え、商工会議所とのセミナー共催やITコーディネーター向けモバイルソリューション相談窓口の設置など協力団体との連携も強めている。スマートフォン推進委員会は2008年3月に設立し、市場の啓発、導入構築の指針作りなどの活動をしている。
 
【株式会社インプレスR&D】 http://www.impressRD.jp/
インプレスR&Dは、Webビジネス関係者、ワイヤレスブロードバンド技術者、放送・通信融合およびデジタル家電関係者、IPv6関係者、ICTを活用するビジネスマンなど、インターネットテクノロジーを核としたあらゆる分野の革新をいち早くキャッチし、これからの産業・社会の発展を作り出す人々に向けて、クロスメディア事業を展開しています。
 
【インプレスグループ】 http://impress.jp/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。
 
【購入に関するお問い合わせ先】
株式会社インプレスR&D オンライン販売部
〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地
TEL:0120-350-995(11時~12時、13時~17時) FAX:03-5213-6297
 
【内容に関するお問い合わせ先、報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社インプレスR&D インターネットメディア総合研究所 担当:池辺、柴谷
〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地
TEL:03-5275-1087 FAX:03-5275-9018

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