インプレスグループで電子出版事業を手がける株式会社インプレスR&Dは、Amazon.co.jpのPOD(プリント・オンデマンド)サービスを活用した個人向け出版販売支援サービス「著者向けPOD出版サービス」のAmazon.co.jpでの累計販売額が2億円を超えたことを発表します。2019年2月に累計販売額1億円を超えてから、毎月平均1100万円の販売が継続しており、個人によるPOD出版は確実に成長しています。
Amazon.co.jpで販売されている「著者向けPOD出版サービス」の書籍
「著者向けPOD出版サービス」(
https://nextpublishing.jp/author/)は、Amazon.co.jpのPODサービスを活用した、インプレスR&Dが運営する個人向け出版販売支援サービスです。印刷可能なPDFファイルを用意すれば、登録料や使用料はかからず、だれもが無料でAmazon.co.jpで紙書籍の出版ができます。POD出版は既存の印刷書籍とは異なり、注文が入ったときに最少1冊ずつ印刷・製本し出荷するため、事前に大量印刷する必要はなく、自費出版のように初回出版時に費用負担がないのが最大の特徴です。実際にAmazon.co.jpにて書籍が売れると、販売価格より、販売価格に応じた販売手数料と印刷ページ数に応じた印刷費を差し引いた全額を販売売上としてお支払いしますので、柔軟な価格設定ができるのも特徴です。
■100万円以上の販売実績がある書籍は20タイトル
「著者向けPOD出版サービス」で出版した書籍は「NextPublishing Authors Press」ブランドにて販売されており、2019年12月18日時点で登録ユーザー数は1900名超、出版点数は累計で1700点超となっています。
100万円以上の販売実績がある書籍が20タイトル、そのうち1000万円以上の販売実績がある書籍が4タイトル登場しています。これらの書籍はAmazon.co.jpのジャンル別ランキングで1位を獲得するだけでなく、和書総合ランキングでも上位に入っています。
■今年も開催、賞金総額200万円「ネクパブPODアワード2020」
インプレスR&DではAmazon.co.jpに協賛いただき、POD出版に参加する個人・団体の支援を目的に、昨年度に引き続き賞金総額200万円の「ネクパブPODアワード2020」を開催しています。
著者向けPOD出版サービスを利用し、2020年 3月20日時点でAmazon.co.jpで販売実績のある書籍を出版された方が対象です。多くの方の参加をお待ちしております。
株式会社インプレスR&Dは、デジタルファーストの次世代型電子出版プラットフォーム「NextPublishing」を運営する企業です。また自らも、NextPublishingを使った「インターネット白書」の出版などIT関連メディア事業を展開しています。
※NextPublishingは、インプレスR&Dが開発した電子出版プラットフォーム(またはメソッド)の名称です。電子書籍と印刷書籍の同時制作、プリント・オンデマンド(POD)による品切れ解消などの伝統的出版の課題を解決しています。これにより、伝統的出版では経済的に困難な多品種少部数の出版を可能にし、優秀な個人や組織が持つ多様な知の流通を目指しています。
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「旅・鉄道」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメデイア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
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