インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)は5月24日、「セルフ出版」に関する意識調査の結果を発表しました。調査対象は、インプレスR&Dが発行する電子出版産業に携わる人向けの電子雑誌「OnDeck(オンデッキ)」の読者、およびNTTレゾナントが運営するgooリサーチのアンケートパネル。実施期間は、OnDeckが4月23日から5月1日、gooリサーチが5月11日から5月16日。有効回答数は、OnDeck読者が724件、gooリサーチが1088件。
個人による出版を意味する「セルフ出版」は、日本ではまだまだ限定的な行為です。しかしながら、米国ではAmazon.comが運営する電子書籍サービス「Kindle」などで、個人でも出版できる環境が提供されており、セルフ出版は身近な存在となってきています。実際、ミリオンセラーを出した個人作家も誕生しています。
今回の調査では、日本人がどの程度「セルフ出版」を意識しているのかどうかを調べました。電子出版に高い関心を示しているOnDeck読者と、gooリサーチが保有するアンケートパネルの双方に同じ調査を行うことで、先進層と一般層の両方の意識調査を行いました。
一般層で38%、先進層で61%が「本を書いてみたい」とおもったことあり
「本を書いてみたいとおもったことはありますか?」という設問に対し、OnDeck読者(先進層)は61%、gooリサーチ(一般層)は38.4%が「はい」と回答しました。出版に高い関心を示しているとはいえ、6割以上のOnDeck読者がみずから出版行為に関わりたいと考えていたことは予想以上の結果でした。
一方のgooリサーチのアンケートパネルは、インターネットを利用する一般的なユーザー層といえますが、こうした一般層であっても4割近くが関心を持っていることから、幅広い層で出版に対する関心が高いことが明らかとなりました。
先進層ではソーシャルコンテンツと出版コンテンツは別だとする傾向が強まる
「ブログやFacebook、Twitterで書いたものを“手軽”に出版できる機能があれば、利用しますか?」という問いに対し、OnDeck読者(先進層)の20%が「利用したい」と回答したものの、49%は「利用しない」と回答。TwitterやFacebookで書き込んだコンテンツと、出版用のコンテンツは別であると判断しています。これに対し、gooリサーチ(一般層)の28%が「利用したい」と回答。先進層と比べて高めの結果となりました。
この結果からは、先進層は電子出版といってもソーシャルコンテンツがそのまま出版コンテンツにはならないと理解している様子がうかがえます。
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今回の調査の全容と分析結果は、本日発行の「OnDeck weekly 2012年5月24日号」、および6月1日発売の「OnDeck monthly 2012年6月号」において掲載します。
・OnDeck weekly(EPUB版・Kindle版)は公式サイトにおいて登録ユーザーに無料配布しています。
・OnDeck monthlyは国内主要電子雑誌ストアのほか、アマゾンジャパンにてPOD(プリント・オンデマンド)版を販売しています。今回の調査結果を掲載した「OnDeck monthly 2012年6月号」は6月1日に下記の電子雑誌ストアおよびアマゾンジャパンで販売します。
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