インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)は、エンタープライズIT関連メディア事業を手がける株式会社インプレスビジネスメディア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村照明)と共同で、国内でも実用化間近のスマートグリッド関連のセミナーを定期的に実施いたします。その第1回目となるセミナー「スマートグリッドの核となるデマンドレスポンス/OpenADRの全貌」を、2013年2月14日に開催します。
株式会社インプレスR&Dは、2012年10月より月刊メディア『インプレスSmartGridニューズレター』を発行。スマートグリッド産業に携わる方々から大きな反響をいただいております。特に、スマートグリッド技術や市場動向に関する読者の関心は極めて高く、メディア発行に留まらず、幅広く情報提供を行うため、スマートグリッドに特化したセミナー事業を展開することにいたしました。
第1回目のセミナーテーマは、「スマートグリッドの核となるデマンドレスポンス/OpenADRの全貌」です 。
現在、日本国内の電力メーターは約8000万個と言われ、スマートメーターへ切り替える動きが活発化しています。例えば、2013年には、東京電力のスマートメーター仕様が策定される予定で、2014年度から東電管内の2700万世帯に、いよいよ本格的な導入が始まります。このため、国内でも電力の需要と供給の最適なバランスを制御する「デマンドレスポンス」(Demand Response)を含めた新しいビジネスチャンスが到来してきています。
デマンドレスポンスについては、すでに米国では州ごとに予算化され、ダイナミックに推進されています。一方、日本では、横浜市/豊田市/けいはんな学研都市/北九州市の4都市の実証実験地域において、デマンドレスポンスを意識した具体的なシステムが構築され動き始めています。さらにOpenADR(OpenADR 1.0/2.0)という標準規格化も進んできており、日本でもこれをベースにした検討が進められています。
デマンドレスポンスとは何でしょうか? なぜOpenADRが注目されているのでしょうか? その本質とは何でしょうか?
そこで、第1回目のSGNLセミナーは、スマートグリッドに関わるビジネスを展開している、あるいは新規参入予定の企業のビジネス戦略部門およびシステムを構築する技術開発部門、さらに新サービスを目指す電力会社のサービス担当部門に携わっている皆様などを対象に、次のような観点で企画いたしました。
・各国のデマンドレスポンスへの取り組みと最新動向・マーケット動向
・デマンドレスポンスのビジネスモデル
・OpenADRを中心としたデマンドレスポンス関連の標準技術
・日本におけるデマンドレスポンスの課題の整理
本セミナーでは、この分野の最新動向・市場動向、さらにOpenADRの標準化動向などにおいて、国際的視野から第一線でご活躍中の講師陣を迎えて、最先端の動きを解説していただきます。本セミナーを通して、デマンドレスポンスに関連する課題を含めた最新動向と全体像を捉えていただき、今後国内外ともにビジネスチャンスが拡大していく新市場にチャレンジしようとしている方々に、役立てていただける内容となっています。
セミナー開催概要は以下の通りです。
【日時】 2月14日(木)13:00-17:00(受付開始12時30~)
【会場】 TKP市ヶ谷 カンファレンスセンター 東京都新宿区市ヶ谷八幡町8番地 TKP市ヶ谷ビル